沖縄県民の皆さん、沖縄の公共交通機関であるバス・モノレール利用していますか?
沖縄で生まれ育った私が言うのもなんですが、沖縄のバスって時間通り来ないのが当たり前で信用力ゼロでしたよね(笑)
しかしそれも過去のお話で、最近は大幅に改善されてきています。
我が家では、出費の多い自動車の固定費の削減に向けて、実験として公共交通機関を使っています。多少行動に制限ができますが、意外と使えるかな?と思えてきました。
今回は沖縄の公共交通機関であるバス・モノレールで使える「OKICA」を120%使いこなす方法をご紹介します。
OKICA(オキカ)ってなに?

OKICA(オキカ)とは
Wikipedia
沖縄都市モノレールと沖縄本島内の主要バス事業者4社(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)で使用できる乗車カード(交通系ICカード)である。2014年10月20日より沖縄都市モノレールで先行導入され、2015年4月27日にバス4社での運用を一斉に開始し、本格運用を開始した。沖縄県内で交通機関に使用できる初めての交通系ICカードである 。

つまり、沖縄県内のバス・モノレールで使えるICカードってことね。
サービス拡充が続くが…
沖縄ICカードとタイムズ24、交通ICカード「OKICA」で沖縄県内のカーシェアリングサービスが利用可能に
2018年9月26日 日経新聞

日経新聞の記事では、OKICA一枚で沖縄県内に配備しているカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の全車両を利用できるようにするという記事です。利用方法はこちら
自動車を保有しないとしても移動は必須ですよね。我が家もカーシェアリングサービスには注目しています。
カーシェアリングとは
「必要な時に自由にクルマを使える」。それがタイムズカープラスの考えるカーシェアリングです。予約した時間に会員カードをクルマにかざすと、あっという間にドアロックが解除されるので、日本全国のクルマを自由に利用できます。マイカー代わりにもタクシー代わりにもなる、自由でベンリな新しい移動手段を存分に活用してみてください!
タイムズ
しかし、沖縄県の現状では那覇市内など一部の地域での展開にとどまっており、まだまだ普及台数が足りていない状況です。

まだまだ気軽に利用できるような状態ではないよね。
沖縄のカーシェアリング最新情報はここから確認してください。
沖縄のカーシェアはタイムズかdカーシェアがおすすめ|3つの軸で徹底比較【2019年版】
そのほかには、2020年までに全国的な交通系ICカードとの連携も検討されているようですが、システム改築に結構お金がかかるようで実現するかは謎です。
このようにOKICAは様々サービスの拡充を進めているようですが、あまり期待しないで待つくらいでちょうどいいかもしれません。
OKICAの種類
OKICAには様々な種類があって、それぞれ特徴があります。

- 無記名OKICA – 個人情報を登録なし。(再発行できない)
- 記名OKICA – 個人情報を登録する記名式カード。(再発行できる)
- 小児用OKICA – 6歳以上小学生以下が対象の記名式カード。
- 障がい者用OKICA -障碍者手帳所持者が対象の記名式カード。毎年更新
- 学生用OKICA – 中学生以上の学生が対象の記名式カード。ポイント還元が高い。毎年度更新
- フィギュア付きOKICA(2015年に限定販売)
OKICAポイントのしくみ
OKICAを使って運賃を支払うと、1ヶ月の利用額に応じてポイントが付きます。
OKICA公式HP
貯まったポイントはOKICAへ還元(チャージ)することで運賃として使用することができます。
※月利用額の期限は、1日~月末までの暦日です。毎月6日にポイントが付与されます。
OKICAは少し変わったポイント制度になっているので知っておく必要があります。

分かりずらい仕組みですが、
分かりやすく解説しますよ。
モノレールの場合
一般のOKICAと学生用OKICAは、月間で3,000円以上の利用に対して7%(学生用は2倍の14%)のポイントが付与されます。
小児用・障がい者用のOKICAは1,500円以上の利用に対して7%のポイントが付与されます。
月間3,000未満の利用だと一切ポイントがたまりませんので注意してください。


次は高齢者に嬉しいシルバーポイントです。
記名OKICAを使用する65歳以上はボーナスポイントを含め合計12%ポイントが付与になります。

これは結構なインパクトです。
高齢者には手厚い待遇ね(o’∀`o)
ユニークなのは日曜日限定ポイントで、利用者の少ない日曜日に利用するだけで+5%のボーナスポイントが付与されます。


嬉しいことに、
日曜日限定ポイントは月間利用が3,000円未満でも付与されます。
バスの場合
沖縄県には複数の路線バス(那覇バス・琉球バス交通・沖縄バス・東陽バス)がありますが、その合計利用額がポイント付与の対象です。
一般のOKICAと学生用OKICAは、月間で5,000円以上の利用に対してポイントが付与されます。
小児用・障がい者用のOKICAは2,500円以上の利用に対してポイントが付与されます。
バスの場合は利用金額に応じてポイントの付与が異なってきますので、お得に使うには金額とポイントの関係を頭に入れておく必要があります。

OKICAポイントの仕組み(バス)
同じOKICAでもバスとモノレールでポイントの付与の仕方は異なっています。
モノレールが一定金額以上で一定のポイントが付与されるのに対して、バスは一定の金額以上の利用でポイント付与の利率が異なります。
基本的には利用が多い人ほどお得という感じです。(20,000円以上は現実的でないですが)
一般 | 学生 | 小児・障がい者 | |
バス(5,000円以上) | 2%~20% | 2%~30% | 2,500円以上で2%~20% |
モノレール(3,000円以上) | 7% | 14% |
1,500円以上で7% |
貯まったポイントはチャージすれば、バス・モノレールの乗車時に使うことができます。
ただし、有効期限はポイント取得から1年間です。

OKICAでポイントを貯めることができる人は利用頻度が高いので、
ポイントを失効する可能性が低いとは思いますが念のため。。。
OKICA♡WARIでお得に
OKICAを使って対象店舗に行くとサービスが受けられるというサービスがあります。

粗品が貰えたり、
飲食が割引されたり、
入場料が安くなったり
って感です(≧∇≦)

現時点(2019年1月)では対象の店舗が少なく感じますが、今後の展開には期待しています。
OKICA♡WARI掲載店舗を募集していたので応募フォームを読んでみましたが、掲載側のメリットがあまり感じられませんでした。掲載企業側とOKICAのウィンウィンの関係が構築できるように発展していけるといいですね。
まとめ
今回はOKICAの使い方を分かりやすいように書いてみました。
沖縄の公共交通機関である、OKICAを有効活用してバス・モノレールを利用することができれば、私たち沖縄県民の暮らしも豊かになると思います。
まだ、沖縄県民全員におススメできるとは言えない状況ですが、使い方次第ではお得に利用して、生活の質を高めることができるのではないかなと思います。

次回はOKICAを使った裏技を紹介します‼
お楽しみに~ ヾ ^_^♪
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