普段はあまりプロテインを飲まない派なのですが、必ずストックはしています。
補助食品として何かと便利なプロテイン、賢く使えば、栄養学的にも最強の武器になります。

周りでもプロテインを飲んでいる人が増えてきましたが
本当に必要なのか疑問に思うことが増えてきたので記事にしました。
そのプロテイン必要ですか?本当に?

なぜプロテイン飲んでいるんですか?
こんなことを書くのは、説教臭くてナンセンスかもしれませんが、運動していくうえで絶対的に必要なことなので再確認して欲しいです。
アナタに必要なタンパク質はどれくらいか知ってる?
この質問に答えられない人は一度手を止めて考えてみましょう。

もしかしたら
大切な時間とお金を捨てちゃってるかもしれませんよ。
今回はウイダーシリーズでおなじみの森永製菓のプロテインポータルサイトをもとに紹介します。

ちなみに、国の示している基準はこちらです。

この表から分かることは、
- 男性は一日あたり、約60gのたんぱく質が必要
- 女性は一日あたり、約50gのたんぱく質が必要

この数値は運動をしてない一般的な人の目安ですよ。
誰でも生きていくうえで、最低でも体重と同じグラム量のたんぱく質が必要と覚えてください。
(例)体重60kgの人 → 一日当たり60g のたんぱく質が必要
それでは、運動やトレーニングをする人はどれくらいのたんぱく質が必要なのでしょうか。
森永製菓のプロテインのポータルサイト
2016年にNutrition という国際的なポジションスタンドが発表されましたが、この声明によるとアスリートや運動習慣のある人は、体重1㎏あたり1.2~2.0gのタンパク質が必要だと言われているようです。
運動している人は、
分かりやすく体重の2倍のたんぱく質が必要として、
(例)体重60kgの人 → 一日当たり約120g のたんぱく質が必要

我々ボディビル業界では、
体重×3gのたんぱく質を摂取している人もいます。
つまり、運動量が多いほどたんぱく質が必要ということが分かりますね。
プロテインは食事で足りていない量でOK
生活していると当然ながらお腹が空いてご飯を食べていますよね。
その食事にもたんぱく質が含まれています。
この表をみて下さい。

これだけの食事取っていれば一日のたんぱく質は十分とれていることになります。


意外と簡単にクリアできているのね。
1食ではなく、1日でこれだけです。
運動している人なら当然食事の量も多いはずなので、この2倍の食事量なんて簡単にクリアしている人も多いのではないでしょうか?
食事で補えていえるなら、あえてプロテインを飲む必要は全くありません。
サプリメント業界のカモになってはいけませんよ。
食事でたんぱく質を摂る一つの方法として、肉や卵などのたんぱく質量のおおいおかずを増やす方法がおススメです。

僕は日ごろからこの方法を使っています。
プロテインはこんな時、こんな人におススメ
プロテインを否定している訳ではありません。
必要な人が必要な時に摂取すれば、最強の武器になります。
こんな人におススメ
- 減量中の人
- 食事が不規則の人
食事量を増やすと、たんぱく質量も増えますが、同時に炭水化物や脂質も増えます。
減量中はたんぱく質は必要だけど、その他は控えないといけない場合が出てきます。
そこでプロテインが役に立つわけです。

ボディビル大会に向けた減量中は、
食事で管理するのは大変なのでとても重宝しています。
こんな時におススメ
- 仕事が忙しく食事の時間が取れないとき
- 付き合いなどで会食が多く、栄養学的なバランスが悪いとき

ちょっとした食事+αとしての使い方は便利です。
イメージは、たんぱく質の補助食品ですね。
まとめ
身体づくりには欠かせないタンパク質は食事から摂取するのが基本中の基本です。
基本を押さえて、食事で足りない分のプロテインを補うようにしましょう。

実はこの基本を押さえていない人が
本当に多くて驚いています。
運動後に飲めばいいというルーティンで利用するも悪くありませんが、運動を続けてるといずれは栄養学の知識が必要になってきます。
これを機にサプリメントの摂り方を再確認してみてはいかがでしょうか。
また、サプリメントなどのヘルスケア市場は強大なお金が動きますので、各社積極的にサプリ(プロテインなど)を売り込んできます。

この記事を書いている最中にも
サプリのセール情報のが引っ切り無しに届いています。
不必要なサプリメント(プロテインなど)を飲んで、業界のカモになってしまうことがないようにしっかりと知識をもっておきたいところですね。
サプリメントを買ったお金はアナタの貴重な時間を使って得たものですよね。
百歩譲ってお金の損失はいいとしても、時間は決して取り戻せませんよ。
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