我が家は2人の子供たちに恵まれており、幸せな毎日を送っていますが、家事育児・仕事明け暮れる毎日です。令和元年には3人目の子が生まれる予定ですが、毎日があたりまえに過ぎていきます。
子供達には幸せになってほしいと思っていますが、正直言って日本の将来に不安もありますし、
世界で活躍できる人間に育てるためには、どうすればいいのか?
手探りの状態ですが、旅育にチャレンジしてみました。
今回は娘と旦那と、その母(娘の祖母)の三人でアメリカに行った際の記事です。
旅育に期待すること

その前に旅育って
知っていましたか?
「旅育」とは、家族旅行を通じて、楽しみながら子どもの生きる力を育むことです。日常と異なる環境で、様々な人と出会う旅は、子供の五感を刺激します。
「なぜ?」「どうして?」という疑問は学びのチャンス。
一緒に答えを導き出すことで「知る喜び」「学ぶ楽しさ」が芽生えます。
旅先に身を置き、「ホンモノ」に触れることで、初めて解ることや発見も多くあります。情報があふれる時代だからこそ、旅先でのこういったリアルな経験は貴重なのです。
ゆったりと子供と向き合い、家族の絆を育めるのも旅のメリットです。家族旅行の楽しい思い出や、その中での成功体験は、将来にわたり子供の支えとなり、生きる力を育みます。
旅行ジャーナリスト 村田和子さん
「生きる力を育む」まさにこれに尽きます。
将来は誰にも依存しなくとも、一人で生きていける力を備えておいてほしいです。
旅育知ってましたか?
旅育という言葉は言葉としても認識は十分広まっておらず、旦那さんも旅育について知りませんでした。
そこで、事前に旅育について大人の私たちもお勉強しました。
ネットの記事もいくつか参考にしましたが、海外への旅育は中々見つかりませんw
試しにAmazonで旅育BOOKを購入してみました。
本の序盤では星野リゾート代表の星野氏と著者の対談がありましたが、そこに全てが詰まっているような感じで好印象でした。
星野氏
「自分がマイノリティ(少数派)になる経験を子供のときにすると、多様性が当たり前のこととして受け入れられます。これは体験してはじめて実感するものだと考えています。」
「海外にでると、嫌でも自分がマイノリティであることを感じるし、村田さんが言うように、国内でも地域が違えばライフスタイや文化も違う。マイノリティを経験できるのは、旅の大きなメリットであり、学びになると思います。」
「旅はレジャーというイメージで語られることも多いが、子供にとっては世界が変わり将来を代えるインパクトになることもあります。」
旅育BOOOKより
五感を使った教育
我が家では部屋の壁に世界地図を貼っています。
(子供に地理を教えるために、自宅に地図を貼っている人は多いのでは?)
娘に、「○○ちゃんが今いるところはここだよ」と言って地理の説明をしますが、
国名こそ暗記しても当然チンプンカンプンの様子です。(当たり前ですね)

多少の個人差があるとは言え、
何かを学ぶときに、実際に見て感じるのが一番なのかな~
と思ことってよくありますよね。(゚ω゚)ノ ハィ

そんな時、
アメリカで働く姉から転職するとの連絡が入ってきました。
旦那の姉が住んでいる場所には、娘が生まれる前に夫婦で遊びに行ったことがあって
とてもいい所だったので、時機が来たら娘も連れて行きたいなと思っていました。

言葉は悪いですが、
旅費だけでアメリカに滞在できる
ボーナスステージを活用したい!
と思ったわけです。w
そう思ったら吉日、子供を連れて姉のいるアメリカに行くことを即断しました。
英語をどう感じさせるか
アメリカ行きが決まったので、予備知識をつけようとYouTubeでイメージ動画を見せたりしても、やっぱりチンプンカンプンです。(口では分かったと言っているけどw)
個人差があるとしても、やっぱり二次元の動画からではあまり伝わってきませんよね。
幼児教育にYouTube動画をうまく教育に活用する方法も手探りでやっていますが、なかなか上手くいきません。
大人の私たちはこの言葉が英語だというのはすぐわかりますが、子供たちには一つの音としての認識のようです。
グローバル社会で生き残れるように、小さいうちから英語を覚えさせた方がいいのかな~と漠然に思っていました。
そんな時、積読用に置いてあったこの本が役に立ちました。
この本は海外で働いていた弟から頂いた本です。
彼は通訳として英語を主力にして日本で働いています。英語を主戦力に仕事している弟からい貰った本なので一つの説得力を感じていました。
ネタバレは避けますが、著者も英語をフルに使うようなところで仕事をしていたスゴイ方でした。
出版社のコメントを引用すると、
英語業界のカモになるな!英語を勉強しなければいけないという強迫観念にとらわれている人は、無批判に欧米人の考えを受け入れ、英語業界のカモの予備軍になりかけているのである。 いま日本人に必要なのは、日本という母国を深く知り、自分なりの考えをしっかりと持ち、日本語でしっかりと伝えられる`日本人力`である。
出版社コメントより
一読してみて、本の内容にはおおむね賛同できました。(著者の言葉にはトゲがありますw)
というより、自分の考えをしっかり見直すことができました。
子供に英語を教える前に読んでいる本😅#日本人の9割に英語はいらない#成毛眞 pic.twitter.com/oOtqUVNGIo
— ポンコツ副隊長 (@koumuintoushika) 2019年2月16日
というわけで、
言語教育の最優先は日本語にして、日本語をしっかり教えることにしました。
今の段階で無理に英語を覚えさせるようなことはせずに自然に任せることにしました。
事前準備としてオンライン英会話に登録していましたが、自分用に使いたいと思います。w

必要なら英語を覚えるスタンスに変更ですw

登録は無料なので興味のある方は体験してみてもいいかもしれません。
旅育は五感を使ったインプット作業
旅育は準備の段階から始まっています。
出発前
「これから飛行機に乗ってアメリカまで行くんだよ」
「アメリカにはこんな動物園があるよ」
「公園や庭にリスがいるよ」
「色々なおもちゃがあるよ」
などなど、事前に写真や動画を使って行きたい所などを想像力を膨らませます。
娘が一番期待を膨らませていたのは、海外のおもちゃ屋さんに行くことです。
ディズニーのプリンセスシリーズが大好きで、その他にも沢山のカラフルなおもちゃに期待が高まっていました。
母親との約束
今回旅行に行ったのは、娘、父親、祖母の3人です。

私は健康面のリスクを考えて、
1歳の長男と留守番することになりました。
しょうがないよねっ(´・ε・̥ˋ๑)サミシイ
娘たちを送り出す前にリュック手紙を入れました。
宿題の内容は、毎日の出来事を絵日記に書くことです。


母親が付いていけない9日間を、
5歳になったばかりの娘がどう過ごすのか、
親としても正直不安がいっぱいです。・゚・(。д
。)・゚
母親の心配とは裏腹に、楽しそうに空港の搭乗口を通過した娘ですが、長い長い飛行機の中では多少のぐずつきもあったようですが、ぬり絵やお菓子で凌いだようです。

我が子の変化

少し不安のなか出発の日を迎えました。
空港の搭乗口を通過するまで意外とスムーズで母親としては少しがっかり?w
にこにこ笑顔で手を振ってゲートをくぐりました。
アメリカ行きのフライトは、
沖縄→成田→サンフランシスコまで合計8時間です。
成田に到着した時点で、飛行機に飽きてきた様子でしたが、
娘のリュックの中に、準備していたお気に入りアイテムを上手く活用しアメリカに到着しました。


アメリカ滞在中は色々な所に遊びに連れて行きました。
あらゆる出来事が初体験、カラフルな服に、おもちゃ、お菓子、動物などとっても印象に残っているようです。
絵日記で見る娘の変化
滞在中は母親から与えられた宿題をしっかりこなしてくれました。
もともとお絵描きが得意なところも幸いしたと思います。
旅行中の記録は写真や動画が一般的ですが、書いたことで一層記憶に残るはずです。
- 3月19日
- 3月14日
- 3月15日
- 3月16日
- 3月18日
- 3月19日

旅行中は時間にゆとりがあるので、絵日記を書く1時間ゆっくりと付き合うことができました。
普段は母親にまかせっきりで中々できていませんが(≡人≡;)スィマセン…
今回の旅の出来事で、食事中に何気なく仕事のことを話していた際に、娘が目を輝かせて聞いてきたシーンがありました。
もっとお話聞かせてほしいと言ってきたのは初めてだったので、結果的に普段考えられないくらいコミュニケーションを取ることができたようです。
このような出来事を踏まえて日常を振り返ってみると、当たり前のように過ぎていく毎日に、子供に対してコミュニケーションの時間が足りない部分が多かったことに気づかされました。
これは精神的に余裕のできる旅先ならではの出来事ではないでしょうか。
まとめ
この記事を書き上げるのに帰国から1か月以上かかっていますが、娘は今でも楽しそうに旅で見たことを話すことがあります。
そのたびに、今回の旅育は大成功だったのかなと嬉しく思います。
また、帰国後は大人の言うことをよく聞くようになりましたし、母親の有難さや弟の愛らしさ以前にも増したようで、急にお姉ちゃんになった感じがします。
当然、同行した父親の成長や気づきも沢山ありましたし、旅育っていいですね。
今回の経験を大切に近場の小旅行なども増やして子供たちの育児に旅を有効利用していきたいと思いました。

怒涛の10連休も終盤、明日は家族で
小旅行に行きますよ‼
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