金(ゴールド)の売却を検討。

スポンサーリンク
投資
スポンサーリンク

これまで我が家では子供の誕生日が来るたびに金貨を買って積み立ててきました。子供が増え(5歳、2歳、0歳)現在積み立てきた金貨が7枚になりました。

ここで一度検証してみたいと思います。(これを続けることが最善なのか)

これ以上の現物の金を積み立てるより、他に良い選択肢(株や不動産への投資など)が明確化してきました。

今回の結論として、

  • 金投資は庶民には向かない
  • 他に有効な投資先あり
スポンサーリンク

金投資って儲かるの?

田中貴金属公式ページより

上の画像のように金を買う理由は人それぞれなのですが、一つ重要なポイントとしては、価値が上がるかどうか(儲かるかどうか)ですよね。実際に我が家の場合を例にとって検討してみましょう。

我が家で積み立てていたのは、ウィーン金貨1オンス(約31.1g)です。現在のところ、保管方法は自己管理なので手数料等は一切発生していません。

購入月と金額をまとめてみました。

2014年から買い始めた金貨が7枚、合計金額で118万円相当です。

購入日付 当日の相場g 購入金額(消費税込み)
2014年2月 4,622円 155,620円
2015年2月 5,166円 173,956円
2017年3月 4,923円 165,775円
2017年11月 5,076円 170,902円
2018年4月 5,056円 170,248円×2枚
2019年2月 5,133円 172,829円
  平均 4,990円/g 合計 117万9578円

それでは2019年10月18日現在の買取価格を確認してみましょう。

ちなみに税込み表示価格となっています。

金が高値更新‼というニュースが散々流れていたので少し期待はしていましたが意外と辛い結果でした。あくまでも数十年スパンの話でここ数年で参入した新参者には大した影響はないんでしょうか。w

購入金額と買取想定金額の差額が下の通りです。

購入総額 117万9578円
買取想定額 120万8228円
差額 2万8650円

計算してみたところ、利回りは1.02%です。これはアメリカの2年債の利回りを下回っている水準です。

上の想定は田中貴金属の買取価格を参考にしていますが、業者次第でどれくらいの差があるでしょうか。

 

パパ
パパ

その他に株式投資のような

配当もありませんから

投資に向いていないのが

良くわかりますね。

金の売却を検討する理由

これまでの方針を変えるのに気がかりはありましたが、リスク・リターンを考えたうえで、他にいい案件があるなら乗り換えない理由はありません。

こちらの画像は1802年から2013年までに何が一番利益を生み出したかグラフ化されています。

「total real return indexes」の画像検索結果

上位と下位に注目です。

まず一番の上昇が株式(Stocks)6.7%、次に債券(Bonds)3.5%、最下位はDollar(お金)-1.4%、次に (金)Goldが0.6%です。

過去の推移から学ぶことは沢山あります。

まず、一番やってはいけないのがタンス預金ですね。利回りゼロどころかインフレ下では価値が減っていくのがよく分かります。(図の緑色)

次に、今回のメインである金ですが、ほぼヨコヨコで世界の情勢が不安になるとチョイっと上昇しているのが分かります。有事の金ですが、株式はもとより、債券の上昇と比べても悲惨ですね。

利益が雑所得扱い

今回の想定のように売却益が微益なら全く問題ありませんが、仮に日本が弱体化するなど、インフレが進行して、金の価格が数十倍になったとします。値上がり自体は嬉しいことなのですが、売った後の売却益には額に応じて最大55%の税金が課せられます。

我が家の経験談なのですが、2017年に仮想通貨バブルに上手く乗ることができたのですが、仮想通貨も同様に雑所得扱いなので、確定した利益に対して40%近くの税金がかかり、度肝を抜かれました。

 

また、極端なインフレになるとお金の価値が下がり、物値が高まりますので、金や不動産などの現物資産の価値が高まります。しかし、過去の歴史に学べば国がピンチになったとき、国は存続をかけて奥の手(税率などのルールは改正)を繰り出してくると思われます。とにかく今のルールが永遠に続くなんて思わないのが吉でしょう。

ママ
ママ

ただでさえ最大55%の

税金が持っていかれますし

ふんだり蹴ったり。。

保管に費用がかかる

金の保管方法はいくつもありますが、リスクの低い保管方法ほどお金がかかります。貸金庫なんてもってのほか、一番小さい箱でも年間1万円ほどします。庶民には縁がない代物です。w

かといって、某貴金属さんがやっているネットで純金積立は保管料無料をアピールしていますが、積立額5万円以上の場合1.5%の手数料がかかってしまいます。庶民の資産運用に支払う金額としてはかなり高額です。

自宅保管が一番お金がかかりませんが考えてみてください。自宅に100万円を置いているという不安を抱えて生活することになります。リスクが大きいすぎますね。

他に利益を生む商品に

このような現状を踏まえると、リスク・リターンのバランスを考えても他に資金を移動した方がいいのではないかと考えています。

  • 投信信託
  • 株式投資
  • 不動産

この三択のうちどちらかに割り振るのが吉ですね。

一番高い買取先は

仮に売却するならどこが一番高額なのでしょうか。見積り査定無料の業者をピックアップしてみました。

【ブランドリバリュー】

金貨・古銭・記念コイン買取については福ちゃんにお任せ!買取価格に絶対の自信があります

不要な古銭、想い出の記念硬貨、売るなら【バイセル】

【買取Piece】どこよりも高く骨董品をお買取

まとめ

2014年に積み立てを開始したときより我が家のお金に対するリテラシーも向上しています。

当時良いと思って始めた金貨の積立てですが、子供が3人になって金貨が7枚になった今、一度立ち止まって考えてみました。

「他によい選択肢があれば乗り換える」

この柔軟性をもって対処していきたいと思います。

幸いにも利益がでる状態なの別の資産に乗り換えるなら今のうちが賢明かもしれません。色々と考慮して決断していきたいと思います。

また続編を記事にしたいと思います。

コメント