始めて公売に参加してみたので記事にしてみたいと思います。
今回参加したのは沖縄県と各市町村が主催する合同公売でした。
参加団体は、沖縄県内の市町村など(宜野湾市、うるま市、南城市、今帰仁村、宜野座村、読谷村及び沖縄県各県税事務所)で、差し押さえされた物が多数出品されます。

その前に、競売と公売の違い知ってましたか??
僕もわからなくて調べたので情報共有しておきます。w
■競売
競売は裁判所が行なう民間の不良債権物件の入札販売で、入札して一週間後に開札されます。また、競売物件に占有者がいたり、途中で競売の取り下げ(競売にかけるのをやめる)場合があります。
■公売
公売は財務省などの官公庁がおこなうもので、主に公有地や税金の代わりに物納された不動産、差し押さえ等で押収された動産・不動産の入札販売です。公有財産の場合は官公庁がおこなっていますので、占有者がいることはありません。また、公売は物件によって最低落札価格が出ない場合があります。
それから、公売には入札形式と競り売り形式があります。
■入札
購入希望額を提示して購入を申し込む「入札」ができるのは1回だけで、入札後に入札金額の変更等を行うことはできない。また、他の人の入札額も分からない。■競り売り(せりうり)
一般のオークションと同様の形式で、最終的に最も高い金額で入札した人が落札できる。入札期間であれば参加者は金額を変えて何回でも入札できる。
今回参加したのは入札形式でした。最近ではインターネット公売(ヤフー官公庁オークションなど)の競り売りの取り扱いが増えており、日用品から貴金属まで沢山の物品が出品されています。
今回参加した公売情報を知ったのは市の広報誌で見つけたのがきっかけです、広告のロレックスに惹かれました。w

時計のことよくわからない僕でもロレックスは知ってますwちょうど不動産の競売について勉強中だったこともあって、雰囲気を感じてみたかったので参加してみることにしました。
今回の公売の対象は動産です。※動産とは不動産以外の財産(お金含む)とのこと。
当日のスケジュールを確認してみると意外に時間が短かったので、事前シュミレーションして挑むことにしました。当日のスケジュールは次のとおりでした。

出品物は事前に公開されるので、予習可能です。動産物品一覧はコチラ
この中から入札したいものをあらかじめ選んで入札金額まで決めていきました。




他にも見積価格+αなら欲しいという物品が複数ありましたが、細かすぎるので省略します(^^;)
仮に全部落札したとしたら20万弱の想定だったので、会場に向かう前に軍資金をおろしていざ会場入りです。

会場周辺は思っていたより人が少ない印象でした。

残念ながら会場内の写真撮影禁止なので、ここから先の写真はありません。
会場内意外と人が多く、結構暑かったです。w
個人的な感覚では200人くらいは来場していたのではないでしょうか。
会場に入ると身分証を提示して受付を済ませます。受付後に番号が付与されますのでそれを配られた入札書に記載、裏返しにして提出します。


受付を済ませ入札書を受けとったあとは展示されている公売品を見て回ります。
狙っていたのの4割くらいは事前に公売取り下げとなっていたようで残念でした。
それ以外は事前に用意していた金額を入札書に書き写し作業です。
事前計画とは若干違いますが、合計9件入札し開札を待ちます。
開札は番号順に最高入札者の氏名と入札額だけが読み上げられます。
結果的に2商品を落札することができました。
1点目はこちらのPCケースです。

Z12PLUS(ZALMAN)B85M-G(マザーボード)附属

Z12PLUS(ZALMAN)B85M-G(マザーボード)附属
こちらの商品はPCケースだけではなくマザーボード附属品です。その他にも色々付いてたのでお買い得だなと思い入札しました。
見積価格7000円のところ落札価格10,609円で落札しました。
しかし、自宅でモニターに接続したら表示がない、、、ウィンドウズがインストールされていませんでした(´;ω;`)普通に使えるようにするためには約2万円程度追加投資が必要です、さてどう活用するか検討中です。
入札価格の根拠は、ネットで簡単に過去の売買実績を見て2万~3万だったので1万円ちょいならやすいだろうという考えでした。 ただし、過去の売買実績は使える状態のPCの値段ですよね。

完全に失敗事例ですね。(+_+)
2点目はこちらのメダルセットです。

沖縄復帰記念メダル金銀銅(金、銀、真鍮)

沖縄復帰記念メダル(材質不明)
左の画像にある金貨(純金)と銀貨(純銀)は地金としても価値がありますので、入札額を決める上で時価で計算しておきました。


当日の田中貴金属HPによると、地金買取情報では純金15gと純銀19.5gでした。
金貨の価値は6032×15g=90,480円
銀貨の価値は68×19g=1,292円
地金として合計で91,772円相当の価値です。
その他に、地金としては価値はないが歴史的には価値のあるメダルセットです。
僕が調べた範囲では、画像左の3枚メダルのセットで12万の買取実績があり、(写真右は千円程度)地金の価値が高値を更新している現時点では期待値がさらに高いと判断しました。
さらに、戦後沖縄の歴史とメダルの裏面にある首里城正殿に続く守礼門のデザインなど個人的感情も入札額に加味しました。
見積価格75,000円に対して、入札価格は106,009円で落札できました。
入札していた人が結構多く、発表後悔しそうな表情の方もいたので僅差だったかもしれません。(妄想)
終了後に現金と引き換えました。
金の価格が上昇して、金貨積み立てを休止しているところでしたが、プレミアムのついたアイテムを落札することができて嬉しかったです。価値と価格の隙間を探すのが好きなので、今後も積極的に競売や公売に参加していきたいと思いました。
また、反省点として専門的な知識のない分野への手だし無用だということも学びました、とにかく準備が大事ですね。今回のように大怪我しない程度の小さな失敗は大歓迎です、次に活かしていきますよ(^^♪
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