早いもので、農業を始めて三年目に突入しています。
ゆるーく続けているけど、これくらいでちょうどいいんですw

現状報告と今年の目標について書いてみますね。
前回のおさらい

前回は作物の名前を伏せていましたが、メインで栽培しているのはヘナです。
ヘナ(ヘンナ)とは
ヘナ(ヘンナ)は、ミソハギ科の植物の名。和名は、指甲花・ツマクレナイノキ・エジプトイボタノキ。学名は、Lawsonia inermis。主に、マニキュアやヘナタトゥーなどの染料として古代から使用されてきたハーブである。
Wikipedia
ヘナは染料に使われる植物です。
自然派の美容室などに行ったことがある人は一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
検索結果は以下のとおり。

「ヘナ」の検索画面
ハーブとか詳しい方は良く知ってると思うんですが、アーユルヴェーダに欠かせない植物です。
日本でも密かに、でも確実に人気があります。(妄想かもw)
この記事で初めて知った人も多いと思いますw
いわゆるニッチな市場なんですね。
トレンドでも、全国的に満遍なく検索されているようでが、その中でも沖縄県が頭一つ抜けています。
世界的にみるとイギリスからの検索が多いようですね。(本場のインドが少ないってどうゆうことw)
話はそれましたが、この2年でゆるくも着実に積み重ねてきましたよw
現状
畑の現状ですが、栽培面積は管理農地4300㎡中、2300㎡程度です。
片手間でやるにはちょっと広すぎる感じもするのですが、ゆるーく頑張ってますw
ヘナは1年でかなり成長しているのが分かりますね。

植物の成長力には脱帽です。
(雑草含むw)
売上げは10倍超え?
農業で売上げを出すまでに時間がかかります。
まぁ、これはよく言われていることで想定内のことなので全く問題ありません。
1年目の年収→12,000円
2年目の年収→291,000円
前年比としては爆増ですが、それなりに機材も買い揃えたのでまだマイナスなんですよねw
しかし振り返ってみると、思い当たる改善の余地が沢山ありますので、今年には大いに期待できそうです。
今年の目標はズバリ売上100万円超え!
片手間でこれだけ収入を得られば嬉しいです。
ちなみに、今年の1月の売上は約90,000円でした
1月の🌿の売上91916円でした。
— P副隊長@ハブマン (@motetagariya) February 2, 2023
設備投資分は一年でペイできそうです!
乾燥させることで、軽く小さくなってトラックを借りる必要も無くなった。
後は電気代次第 😇 pic.twitter.com/7CTd1Gi4AP
詳細は割愛しますが、売り上げに対する利益率がよくて(経費があまりかからない)楽しみでなりません。
我が家は副業的な農家なので、農業に従事した労働に対して利益が良ければOKです。
例え爆益でも、一日中働いてるのは僕には向いていないんですね。

筋トレする時間も大事ですもん。
さて、肝心の労働時間ですが、しっかり計測しているわけではないのですが、年間の平均でいくと
1週間に1回3時間程度の労働といく感触でしょうか。
夏の暑い時期の外の労働は割に合わないで、なるべく農業しないようにしますw

そのためには秋~冬にしっかり準備しておく必要がありますが。
引き続き働かない農業を模索していきます。
新規で農地購入
ある日のこと。
畑で作業をしていたら、若い女性に話しかけられました。
女性「何を栽培されているんですか?」
ワイ「ヘナという植物で、かくかくしかじか」
農地のど真ん中、普段は高齢のおじいちゃん達しかいないような場所だったので、若い女性がいるだけで違和感しかありません。
色々と話していると、女性は不動産屋の営業の方で、うちの畑の斜め向かいの畑を売りに出すとのこと。
ワイ「坪単価いくらなんですか?」
女性「ここだけの話、10,000円前後で調整してます。」
約300坪の土地、ここれは欲しい。。。
直近の近隣農地の売買状況を調べてみると12,000円で売買された情報がありました。(確かにそれでも安いんだけど)
ご存じのとおり、農地の売買は農地法でバッキバキに守られており、簡単に買うことができません。
つまり、需給の関係で減額交渉できる可能性が高いわけです。
これまでの営農状況などを農業委員会が審査して無事に許可を得ることができました。
売買金額ですが、交渉の結果、坪単価8,500円の約250万円(諸費用込み)で土地を取得。
数十メートル圏内で約1,200坪(約4,000㎡)を営農できるようになりました。
農地購入した理由
結論から言うと、農地転用できる土地を買えるようにしておきたかったからです。
農地とはいえども立派な不動産。
不動産は売買することで、大きな利益を出せることがありますよね。
たまーにありませんか?
新興住宅地付近の土地なのに、やたら安くでている物件。農地のため「農業従事者の制限がかかっており、買手がみつからないことがあるんです。
ということは、買い手が圧倒的に少ないので相場より安くなったりする可能性が高くなりますよね。
そんなチャンスがあれば、即行動できるようにしておきたかったんです。
農地の売買について、自治体ごとに多少のルールが異なるので確認が必要なのですが、うちの地域では以下のとおり。
○○市の下限面積について
農地の売買・贈与・賃貸借等には農地法第3条に基づく農業委員会の許可が必要ですが、許可要件の一つに下限面積が定められています。
この規定の趣旨は、新たに農地等を取得した後においても、なお下限面積に達しないような場合には、農業の生産性も低く、農業生産の発展と農地の効率的かつ安定的な利用が図られにくいことが想定されることから、許可後に経営する農地面積が一定以上(○○市は30アール=約908坪)にならないと許可できないとするものです。
つまり、30アール(約908坪)以上の営農をしていないと売買できないということです。(もちろん他の制限もあります。)
それまで、微妙に下限面積を満たしていなかった我が家としては、先に書いたような土地が出た場合、に備えて準備をしておく必要性を感じていました。
しかも、現在進行中の畑の目と鼻の先であれば、効率よく作業もできますし。
2023の目標
上でも少し触れましたが、売上の目標は年間100万円に設定しました。
金額こそ大したことないのですが、知識も何もない状態で始めたので、達成できたらかなり自分の成長につながるのではと思っています。
収入の柱を増やしていきたいので、農業もスモールビジネスの一つとして強化していきます。
それからどんなビジネスにも言えることですが、稼げるとわかるとどんどん参入者が増えてくるので(当然です)それを見越して行動しないといけません。
気付いたら競合が増えて全く稼げてない。なんてことにならないようにw
農で稼ぐための調査や、次の展望も見据えて次の準備もすすめています。農業は不人気かつ、過去の常識にとらわれやすい業種だと思うので割とチャンスがありそうな感じがしています。
二次産業に挑戦
これまで一次産業(栽培して出荷するだけ)でしたが、これからは一部自分でも加工と販売をやっていることにしました。利益率を上げる方法を考えると、やはりこれしかありません。
色々調べたり勉強した結果、製品化するだけで単価が5倍~10倍に化けていることが判明しました。

俺、搾取されてないかい?w
それは冗談ですが、割を食ってるのは間違いないので負担のかかりすぎない範囲で2次産業に参入します。労働時間が少し増えても、利益が爆増するならやってみようかなとw
しかし、そのための追加投資として約100万円ほどかかりましたw
これも1年でペイできる試算ではありますが、そんな甘くないのかも?
続報をお待ちくださいw
コメント